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グローバルスタディ アメリカ大学奨学金留学体験談 - キャンベルズビル大学

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アメリカ大学奨学金留学プログラム 体験談

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アメリカ大学奨学金留学体験談(ケンタッキー州)

キャンベルズビル大学(Campbellsville University)

世界基準で物事を捉え、今後の自分のキャリアにとって価値があるのか考えることも大切

アメリカ大学奨学金留学体験談56

留学前について

留学前はどんな学生生活を送っていましたか?

自分は英語力に自信が無かったので高校を卒業してからそのまま留学をするのではなく、「HIUC」という語学学校に1年ほど通ってから留学をしました。HIUCではただ英語を話すのを徹底しただけでなく、海外の大学での授業に現地学生に劣ることなくついていくためのスキルを、現地で実際に使われている教科書を用いての濃い授業を受けることができました。HIUCを卒業してからのアメリカ留学までの間は、基本的に英語の勉強を継続しつつ飲食系のバイトで少しだけアメリカ留学への資金を貯めていました。それともう一つ、自分の将来の目標をもっと明確にしておくためにビジネスセミナー巡りをしていましたね。

なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?

最初に留学を決めたきっかけは、失恋でした笑。しかし、留学という選択肢を調べていくにあたって2つの魅力的なポイントが浮かび上がってきました。一つ目の大きな理由はいわゆる「標準的」と言われるような大学生活を日本で過ごすよりも、海外の大学に通う自分を想像すること自体が物凄くワクワクしたからですね。そして二つ目として、より自分にとって厳しい環境に身を置いて学業に取り組みたかったからです。アメリカの大学は日本の大学に比べると毎日の課題が多く、生活面でも日本ほど便利ではない(田舎の大学の場合)ことからより多くのストレスを感じる場合が多いです。他にも授業や友達とのコミュニケーションは基本的に英語で行われます。そういった、少し自分に負荷をかけるような環境で過ごすことがきっと将来の自分の財産になると信じてアメリカ留学の道を選びました。

なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?

この奨学金留学プログラムを選んだ理由は、自分で勉強することが出来ればほぼ確実に大きな額の奨学金を得られる点でした。普通にアメリカの大学に留学して奨学金を受け取ることは自分にとっては大きな障害となっていました。そんな中、ここで提供していた奨学金プログラムを見た時は目からウロコでした。なぜならアメリカの大学での授業料、寮費、食費の半分を奨学金によって賄われるからです。その他初期費用は多少発生しましたが、トータルの費用で見ると日本の私立系大学に行くのとほぼ変わらないかそれ以下の費用に抑えることが出来ると確信し、このプログラムを選びました。

なぜ、今の大学を選びましたか?

リンデンウッド大学

最初自分はリンデンウッド大学に行くことにしました。理由は30~35校ほどあった選択肢の中でもっとも合計の学費が安く済み、大都市セントルイスに近く、サッカー部が強いというポイントで選びました。もちろん素晴らしい大学の一つでしたが、インターナショナルの学生は学部生で入学したとしてもESLのような英語教科を多くとらなければならない事になっていて留学時期が遅れることがわかりました。同期で他の大学に入学した友人と半年~1年の留学時期の差が生まれることが焦りを生んだことと、大学内での移動距離が少しかかること、なんとなく大学の風土と学生の雰囲気が合わなかったことなどが相まって今いる大学に移ることに決めました。そして今いるキャンベルズビル大学を選んだ理由は田舎でオンラインコースが充実していたからです。オンラインコースが充実しているということは夏や冬に大学内にいなくても学業を進めることが可能で、最短2年半ほどで卒業できることもあります。学生間の距離や先生との距離も近く、先生の家に招かれることもあります。学生数もリンデンウッド大学ほど多くはないので移動距離も少しで済み、出会ったアメリカ人や他の国の友人や日本人の同期の友人も良い意味で独特な性格を持つ人が多く、この選択は良い選択だったと思います。

留学前に感じていた不安はどのようなことでしたか?

留学前に感じていた不安要素は、友達作れるかな?くらいでした。勉強についていけるかどうかはもともと準備出来ていたこともあり心配だなと思うことはあまりなく、生活面に関しても「何とかなるでしょ!」と思っていたので、人間関係をどう形作っていこうかだけを考えていました。

どのように英語学習を進めましたか?また、TOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えてください。

TOEFLは10点あげるのには100時間の勉強が必要と言われる時もあります。そこから推測出来るように、英語に慣れていない方にとってはなかなか難しいテストですよね。自分はHIUC時代に受けたTOEFL-iBT 70点しか持っていませんが、TOEFL初心者の方になら多少のアドバイスが出来るかと思います。まずアドバイスとして、受ける前にTOEFLやIELTSがどんな形式のテストなのかを知ることが最優先です。どの場面でどのような問題が出題されるかをよく知っていれば、本番でも慌てずにやるべきことに集中出来ます。そしてある程度テストの概要を把握したらそれぞれの問題の簡単な解き方を検索し、練習問題を通して自分のものにします。あとは自分の英語力を把握するためにまずは一度受けてみることをオススメします。そこで何点を取れたかで、その後の対策の仕方は変わってくると思いますので、60点を目指したい方は連絡を取って下さればお答えします。80以上を目指したい方は、友人で90点を取った方がいるのでご紹介します。

留学中について

留学先で一番大変だったことは何ですか?

大学生活

一番大変だなと思うことは、人間関係です。自分はもともと人とコミュニケーションを取ることを全く苦手ではないのですが、母国語以外でコミュニケーションを取ることは自分にとっては思った以上に苦労していることですね。どちらかというと人の意見を聞いてから、一度考えてしゃべりだすタイプなので、自分の意見を英語でポンポン出していくのを聞いていると自分が話し出すタイミングを逃してしまうことが多々あります。

留学先で挑戦したこと・がんばったことを教えてください。

頑張っていることは、入学当初の目標として定めた通り、成績オールAを維持していることがあげられると思います。アメリカ人の学生が成績を下げている中でも「母国語が違っても勉強では負けん。」という気持ちで課題をこなしています。その他では、ISAという留学生団体に所属して留学生向けのアクティビティを企画・実行をしています。自分から英語を話す機会を作る意味でもすごく楽しいですね。

留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?

留学をして様々な人種の方々と関わることによって広い視野を得た結果、より人に対して寛容に、そして落ち着きを払ってコミュニケーションを取ることが出来るようになりました。おそらく違う文化の中で生活出来ているということが自分自身に対する自信に繋がっていると思います。もう一つは、様々な人と関わる中で自分が進みたい方向がより明確になってきているなと感じると同時に、自分の将来のキャリアについても多くの選択肢を見据えるようになりました。自分がやりたいビジネスの可能性をより幅広いものにしてくれているこの留学生活は、自分にとっては毎日が成長の連続です。

今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思うことはありますか?

英語の日常会話にもっともっと慣れておく事と、英語圏の文化や日本の文化について学んでから留学すれば良かったなと思います。なぜかというと、いざ日本のことを説明してくれと言われても、中途半端な知識が多いことによって相手が求めるような答えがすぐに浮かばないことがあるからです。

留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?

他の場所にも書きましたが、やはり自分の将来の可能性を大きく広げられることが留学から得られる最も大事なポイントかなと思います。新たな視点や考え方を吸収する機会が多くなり、それによって新しいアイデアがより多く浮かんでくるようになると思います。例えば、自分はビジネスを立ち上げようと思っているのですか、「英語が話せる、多文化を理解する姿勢がある、海外に友人がいる」といったことは、今後のビジネスプランを練る上でも必ずプラスに働くと考えています。

留学をしてよかったと思いますか?

思います。留学という選択肢を選んだからこそ得られたものが多いので、生まれ変わったとしてもまたこの道を選びたいと心底思います。

大学生活について

大学のサポート体制はどうでしたか?

大学では、自分が動けば大学が助けてくれる場所です。困ったときには必ず相談できるスタッフがいるのでなにかあるときには気軽に聞きに行くことが出来ますね。注意点として、殆どの場合は柔軟な対応をしてくれますが、たまに頭の固い人が居てなんでそこを助けてくれないの?と疑問に思うこともしばしばです。

寮生活で良かったことは何ですか?

寮生活で良いところは、基本的に2人1部屋なので孤独になることがあまりありません。自分という殻に引きこもるよりも、人との関わりの中で生活することの大切さを再認識することが出来ました。それと、困ったときには最初に相談に乗ってくれたりします。それとキャンベルズビル大学の場合は授業の教室が近くて助かります。

寮生活で困ったことはありましたか?

困ることは、キャンベルズビル大学の安い方の寮はトイレなどを大人数で使うので日本人の感覚からすると使い方が汚いと思います。リンデンウッド大学は基本的に4人1組でトイレを使えますが、古い方の寮のトイレ回りは物凄く汚いことがありましたし、一緒に使う人によっては騒音被害も酷いときがありました。自分の常識からは考えられないほどモラルを逸脱した人が住んでいることはよくあることなので、その覚悟はしておいた方がいいかもしれません。

休日は何をして過ごしていますか?

基本的に土曜日に友達とどこかに出かけたり、学校側が主催してくれるイベントに参加したりしています。日曜日は午前中教会に行ったりゆっくり過ごしてみたりして、午後からは次の週のための課題や予習をします。丸一日部屋でゆっくりすることも多いですね。

大学で、勉強以外に取り組んでいることがあれば教えてください。

ISA (International Student Association) という留学生団体に所属してイベントの企画に携わっています。他の国の人と関わる機会が多くなるとより多くの新しいことを知ることが出来るので何かの団体に所属することはオススメです。他には、他の大学に留学している学生と連絡をとって、今自分たちが留学という経験を生かしてこれからの留学生をサポートする団体の設立プランを話し合ったり、個人的にこれからの自分のキャリアに直結するビジネスプランを練ったりしています。

どのようにして友人ができましたか?

自分の場合はクラスで一緒になった人との関わりを大事にして、挨拶を交わすことから始めます。あとは意外と一緒にスポーツをするだけでもすぐに友達を作ることが出来るのでオススメです。

周囲の学生にはどんな人がいましたか?

本当に色んな種類の人が居ますが、キャンベルズビル大学の傾向としては落ち着いた人たちが多いイメージです。田舎育ちのゆっくりした感じの学生が多いように思います。でも他の国からの留学生は面白い性格をしていて、いきなり仲良くなることも多いですね。

アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことを教えてください。

アメリカは自分のことは自分でなんとかするという雰囲気をどこでも感じます。自由が約束されているぶん、責任は自分で取るという感じですね。普通の一般家庭は田舎だと結構な広さがあり、本当に4人だけでここに住んでるの?と思ったことがあります。都会では日本のようにビルが立ち並んでいるところがありあまり日本と変わりませんが、明らかに装飾の類が少なく閑散としているように感じることも多いですね。買い物などに関しては、正直車を使わないと話にならなかったりします。歩いて30分の場所にスーパーマーケットがあることはざらです。これは相当都会に行かないと改善されないこともあります。コンビニは大都市に行かない限りないので、日本人の感覚からするとやはり不便に感じます。

夏休みなどの長期休暇期間は何をしましたか?

夏休みや冬休みには授業を取らない限り宿題もないので、皆基本的に母国に帰ってゆっくり過ごしていますね。自分の場合は、実家の農業の手伝いや友人と3週間かけての日本旅行、知り合いの経営者の方の下で働かせて頂くと同時に人生について学んでいました。冬には1カ月ほどの休みがありましたが、前の冬は友達とAirbnbを利用して素晴らしい宿を見つけ、ロサンゼルスに滞在してUSH(ユニバーサルスタジオハリウッド)やサードプロムナードというショッピング街、そしてサンタモニカビーチなどを散策しました。

大学での勉強について

留学先の大学では何を専攻していますか(する予定ですか)?それは何故ですか?

大学での勉強

今の専攻はEntrepreneurship(起業家精神)です。この専攻は限りある資源を効率的に用いて革命的な製品やサービスを創造することを学ぶ分野です。自分には将来に対する大きな展望があります。そのためにはこれまでになかったような新たなモノを生み出すことの出来る人材になる必要があり、そのために学問として学べるビジネスの知識を付けることを目的にこの専攻を選んでいます。

今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?

一番大変だったなと感じた授業は、なんとUnderstanding Music(音楽史)です。キャンベルズビル大学はリベラルアーツ系の大学であり、単位の3分の1くらいは教養科目を取ることが前提になっています。その中で履修した音楽史の授業はほぼ全てが初めてだったのでペーパーの提出やテスト勉強には苦労しました。

お気に入りの授業があれば理由も含めて教えてください。

お気に入りの授業は今受けているマーケティングの授業です。先生の教え方は正直つまらないですが、自ら率先して学んでいる中で実際に自分が今学びたい内容にとても近いので教科書もほぼ全てしっかり読んでいます。因みにマーケティングは誰に、どこで、いくらで、どうやって商品やサービスを提供していくかを考える分野です。

どんな教授がいましたか?

学部生の授業では、生徒とコミュニケーション多くを取っている先生は意外と少ない印象です。英語系の授業では仲良くなる教授も多いですが、ESLほど密な関係にはなりません。ですが数人の教授とは仲良くなり、そのうちの一人の方は家に招待してくれて一緒に日本食を作ったりします。

一日どのくらいの勉強時間を取っていますか(授業時間、自習時間のそれぞれで)?主にどこで勉強していますか?

授業時間は一日平均して3時間ほどですが、毎日の平均学習時間は少なくとも4時間以上にはなっていると思います。8時間以上勉強することもよくあります。場所は主に自分の部屋ですね。

アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?

とにかくやればやっただけの評価が成績に反映されている印象があります。日本での教育では「皆平等。例外は認められない。」という固い感じでしたが、アメリカでは「人それぞれ。やる気がある人にはそれなりの見返りがある。」という柔軟な感じですね。

アメリカの大学授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いです。アドバイスがあれば教えてください。

心配している人も多いですが、大事なのはやはり慣れです。ESLを通して授業に慣れていくのも良いと思いますし、授業がわからなかった場合は授業後に先生に聞きに行ったり、チューターというわからない教科をピンポイントで他の生徒が教えてくれるサービスや、アカデミックコーチと呼ばれるようなスタッフが丁寧に教えてくれます。動けば、助けてくれます。そのことを念頭に置いておけば問題なく授業には慣れていけると思います。

最後に

アメリカの大学に進学するかどうか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。

アドバイス

グローバリゼーションが急速に進み、今後異文化を理解するということの重要性が増してくることは間違いありません。もしあなたが世間的に「普通」と呼ばれる道に進もうとしていると感じたら、一度立ち止まってパソコンに向かい「世界の大学ランキング」と検索してみて下さい。見れば一目でわかるかと思いますが、今の日本の大学教育は世界的に見てもそれほど高い水準にありません。日本でどうしてもやりたいことがあるならまだしも、もし「何となく」日本の大学に行くと考えているなら、これからの時代の流れを見ればどっちがリスクの高い選択なのかは明白です。そして自分の基準ではなく、世界基準で物事を捉えどちらの選択が今後の自分のキャリアにとって価値があるのか考えることも大切です。今後の人生をより広い視野で考え、あなたの人生を他の人とは一味違う特別なものにしたいという気持ちがあるのなら、海外留学という選択肢はあなた自身の成長を最も感じることの出来る手段の1つではないかなと思います。高校卒業後の生き方は、そのまま社会人になるときの生き方として表れます。前世も来世もありません、たった一度の人生なんです。今を楽しみつつ将来を見据え、後悔のない選択をして下さいね。

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