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アメリカスポーツ留学 - アメリカの大学アスレチックチームへの入部方法

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アメリカの大学アスレチックチームへの入部方法

1.大学スポーツ連盟メンバー登録に向けた準備

短期語学留学とは、一般に8週間以下の留学を指します。入学日も比較的自由に選択できる上、短期間で入学できるので学生、社会人でも気軽に参加することができます。長期休暇や短期間に集中的に会話力を伸ばしたい場合におすすめです。

高校の授業を履修

高校の授業を履修

指定された科目(Core courses)を、良好な成績で修了する必要があります。科目については、日本の中学校と高校を卒業する人は、工業高校などの出身者を含めて基本的に問題ありません。

高校の学業成績については、基本的に評定平均(GPA)2.5/4以上(日本の成績的には基本的に3.5/5以上)を修めていれば問題ありません。また、NAIAの連盟メンバー登録では、基本的に学年でトップ50%以内の成績を修めていることを証明する、クラスランクレターの提出が求められています。GPA2.5/4以上、学年トップ50%以内の学業成績を維持できるように、普段の勉強をがんばりましょう。

SAT・ACTで高スコアを取る

大学スポーツ連盟などにもよりますが、基本的には連盟メンバー登録を申し込む際にSATまたはACTのスコアレポートを提出する必要があります。要求されるスコアも大学スポーツ連盟などによって異なりますが、目安としてはSAT(ReadingとMath)1,000点以上を取るようにしましょう。連盟メンバー登録に限らず、各大学で必要スコアを設定していることも多いため、多少余裕のあるスコアを取るように努力しましょう。

連盟メンバー登録の際に判定対象となるSATの科目には、ReadingとMathがあるわけですが、原則としてそれぞれで過去に受けた試験の中で最高スコアのみを評価してくれます。例えば、1回目の受験でReading200、Math800、2回目の受験でReading800、Math200だったとします。この場合、1回目のMath800と2回目のReading800のみが評価されるため、合計1600点と判定されます。

なお、TOEFLやIELTSのスコアは、SATやACTの代わりとして使うことはできません。

また、大学で1年以上在籍している人の場合、SAT/ACTが免除されることがあります。

2.連盟メンバー登録

連盟メンバー登録の重要性

連盟メンバー登録

大学スポーツへの参加を希望する全ての学生(NCAA Division IIIを除く)にとって関係するのが、学生アスリートの連盟メンバー登録です。

各大学スポーツ連盟は、大学スポーツへの参加を希望する全ての学生(NCAA Division IIIを除く)に対して、連盟へのメンバー登録を受けることを義務としています。メンバー登録をしなければ、試合に出れないことはもちろん、練習に参加できませんし、それ以前に入部することすら認められません。この点、日本の大学でスポーツをするには、連盟への登録をする必要はなく、大学コーチがOKと言えば誰でも入部できるのとは大きく異なります。

この連盟メンバー登録は、(1)アマチュアか、(2)大学で学業とスポーツを両立できる最低限の学力があるか、の2点を審査することが主な目的として課されています。

90%以上の学生は登録してまもなく自動的に審査に合格できていますが、過去の経歴等によってはより綿密な審査がされることがあります。

アマチュア・プロを分ける基準

連盟メンバー登録

アマチュアか、プロか(あるいはプロ経験者か)を判断する主な判定基準は、以下の通りです。

  • プロチームとの契約にサインしたことがある
  • プロと試合をしているか
  • プロチームのトライアウトに参加したり、プロチームと一緒に練習しているか
  • スポーツをするにあたって報酬などを得ているか
  • 費用を賄う以上の賞金を得ているか
  • エージェントからベネフィットを得ているか
  • エージェントと代理人契約しているか
  • スポーツ試合に出ることなどのためにフルタイム学生になる時期を延期しているか

ただし、高校卒業後1年以内は猶予期間(Grace period)と呼ばれ、大学に所属せずプロに準ずる活動を行っていても、連盟メンバー登録の審査に抵触しないことがあります。

連盟メンバー登録手続き

連盟メンバー登録手続き

NCAA Division IとIIの場合は通常、この連盟メンバー登録が終わるまでは、各大学は学生アスリートに対して具体的な奨学金オファーを出せません。そのため、なるべく早く奨学金額を知るためにも、高校を卒業し次第すぐに連盟メンバー登録を申し込むことをおすすめします。留学生は原則として、高校を卒業するまでは連盟メンバー登録を申し込むことはできません。

NCAA Division IIIの場合は、NCAAの連盟メンバー登録を受ける必要はありません。ただし、各大学が個別に適格要件を設けていることがありますので、各大学コーチに確認する必要があります。

連盟メンバー登録の際に提出する主な書類には、高校成績証明書、高校卒業証明書、SAT/ACT、クラスランクレター(NAIAの場合)があります。高校など各機関から直接書類を大学スポーツ連盟の審査センター(Eligibility Center)に送ってもらう必要があります。

なお、審査結果は必ずしも合格・不合格によって明確に線引きがされるわけではありません。一部基準は満たしているがその他は満たしていない人の場合、残りの基準を満たすまでに一定の猶予が与えられることがあります。

3.大学出願

アメリカにはスポーツ推薦という概念は基本的にはありません。スポーツ選手だからといって合格基準が甘くなることは基本的にありませんので、早めに大学出願をし、無事合格する必要があります。なお、基本的には「3.大学出願」の時期と以下の「4.コーチに連絡」を同時並行で対応しても構いません。

4.コーチに連絡

コーチに連絡

無事連盟メンバー登録が完了したら、大学コーチに連絡を取りましょう。海外の選手に対してスカウト活動を行っている大学はほとんどありませんので、留学希望者がコーチから連絡を受けることはまずありません。アメリカの大学スポーツは少数精鋭主義ですから、入部できる保証はどこにもありません。限られた部員枠をつかみとって入部できるように、積極的に行動しましょう。

なお、秋学期などシーズンが始まる前後の時期には、各大学チームのコーチは大学スポーツ連盟に対して、部員を確定しなくてはならないため、この時期を逃すと次の入部のチャンスは1年後になってしまいます。確実に入部のチャンスをつかめるように、早めにコーチに連絡を取ることが重要です。

過去の経歴をまとめた英文履歴書、過去の実績をまとめた動画、高校の成績証明書や評定平均情報を、大学コーチに送りましょう。気になることを質問しながら、コーチの方針、チームに入れる可能性等を探りましょう。

アメリカの大学では通常、入部を検討している高卒者に向けて、アスレチックキャンプを夏季などに実施しています。高卒者にとってはチームの雰囲気を感じる場として、大学コーチにとっては有望な学生を見極める場として活用されています。

5.入部テスト

本格的に入部することに決めたら、入部試験(Tryout)の日程を聞き、参加して実力とポテンシャルをアピールしましょう。入部試験に合格すると、入部を許可されます。少数精鋭主義のアメリカの大学アスレチックチームに入部することは決してハードルが低くありませんので、心して臨みましょう。

入部すると晴れて登録選手名簿(Roster)に名前が登録され、大学アスレチックスやカンファレンス、大学スポーツ連盟などのウェブサイトに公表されます。

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アメリカの大学アスレチックチームに入部した後に重要なこと

入部おめでとうございます。ただ、入部したということは、入り口に立ったに過ぎません。入部後の活動によって結果を出し続ける必要があります。入部後の重要事項としては、以下があります。

メンバー登録を維持

メンバー登録を維持

大学スポーツ連盟へのメンバー登録が認められたからといって、メンバー登録が無条件で維持されるわけではありません。メンバー登録を維持するには、毎学期あるいは毎年条件をクリアしていく必要があります。

基本的には、毎学期GPA2.0/4以上、取得単位数12単位以上といった要件を継続していく必要があります。基本的には学生ビザを維持するために要求される条件をクリアしていれば、メンバー要件に抵触することはありませんが、卒業に関係ないと思われる単位を取得しているだけでは抵触しますので、卒業に向けて毎学期着実に進んでいると判断される必要があります。

レギュラー入り

部員全員が試合にフル出場できるわけではありません。試合に参加できる人数は限られていますので、まずはレギュラーメンバーとして選ばれる必要があります。レギュラーメンバーでなくても試合で起用されるチャンスはありますが、試合への参加は選手として成長できる大きなチャンスですので、ぜひレギュラー入りを目指しましょう。個人トレーニングを積み、コーチに指示されたトレーニングは確実にこなし、内部試合で実力を発揮しましょう。

試合で結果を出す

試合で結果

見事レギュラー入りを果たしたら、試合で着実に結果を残しましょう。

試合に出る以上は、在籍している大学の代表です。結果が出せなければ次のチャンスは巡ってこないかもしれません。自分のためにプレイする以上に、チームメイトのため、コーチのため、大学のためなど、周囲の人からの期待も背負っていることを自覚し、平凡な結果ではなく、期待を超える結果を出せるように努力しましょう。大学コーチに試合で起用されたということは、試合で結果を出す、勝つことが求められているということであり、これが大学間競技の醍醐味でもあります。

リーダーシップを発揮する

アメリカの大学アスレチックスで活躍する日本人は、全体としてはまだまだ少ないです。また、日本人は従来より、受身だ、無口だと思われがちです。だからといって、目立たず地味に活動していればよいというわけではありません。チームを勝利に導くためにも、自ら積極的に考え行動し、リーダーシップを発揮しましょう。アメリカの大学スポーツでリーダーシップを発揮した経験は、必ず将来役に立ちます。

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