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グローバルスタディ アメリカ大学奨学金留学体験談 - エリザベスタウンカレッジ

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アメリカ大学奨学金留学プログラム 体験談

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アメリカ大学奨学金留学体験談(ペンシルベニア州)

エリザベスタウンカレッジ(Elizabethtown College)

大学卒業後の将来設計を立てて、それから逆算して考えること

アメリカ大学奨学金留学体験談93

留学前について

留学前はどんな学生生活を送っていましたか?

私は、高校2年生の時に留学を考え始めましたが、国をアメリカに絞ったのは3年生になってからです。高校では英語の先生に恵まれていて、留学を考え始める前も英語は好きで得意でした。

高校の課外活動は弁論部という部活で部長をやったり、自分でビジネス同好会という活動を立ち上げて、ビジネスプランコンテストに参加したりしていました。高校を卒業してからは、教習所に通ったり、カフェやワクチン接種会場で朝早くから夜までバイトをしていました。その時期は周りが大学生活を始める中、置いてかれるようで辛かったですが、三ヶ月間という短い間でもフルタイムで働くという経験はとても貴重だったと思います。

なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学を選んだのですか?

国際ビジネスに興味があり、始めは高校で交換留学をしたいと思っていました。しかし、コロナ禍に入って全く海外に行けず、このまま日本の大学に入って一年間交換留学するだけでは足りないと思い、正規留学を選びました。アメリカを選んだ理由は、小規模なリベラルアーツカレッジが自分に合っていると思ったからです。

なぜ奨学金留学プログラムを利用したのですか?

初めはコミュニティーカレッジに行ってから四年生大学に編入しようと思っていましたが、リベラルアーツのシステムは四年間通ってこそだと思い、四年間同じ大学に通い続けたいと思いました。リベラルアーツカレッジの多くが私立なこともあり、奨学金をもらう方法を探していたところ、グローバルスタディーのシステムが自分に一番あっていると思い、このプログラムを選びました。

なぜ、今の大学を選びましたか?

頂いたリストの中から、インターナショナルビジネスのプログラムが充実している、卒業率が高い、学費、生活費の50%を奨学金でカバーしてくれるという点に惹かれました。

留学前に感じていた不安はどのようなことでしたか?

生活面で順応できるかが不安でした。特にルームメイトとの寮生活が不安でした。

どのように英語学習を進めましたか?また、TOEFLやIELTSのスコアアップに取り組んでいる方にアドバイスがあれば教えてください。

私は、海外経験が少なくスピーキングが弱かったので、高校三年生の4月からTOEFLを専門とした塾に通い始めました。その塾には海外経験が豊富な子や同じ進路を目指す仲間もいて、とても刺激になったと思います。周りが受験モードだったこともあり、塾には毎日通っていました。

アドバイスは、できるだけ本物に近い問題を解くことと、TOEFL 専門の問題集を使うことです。
また、スピーキングの練習では、自分の回答を録音し、流暢さ、スピード、語彙など項目で自分採点した練習が役に立ったと思います。また、英検一級の二時試験のスピーチの練習が個人的にとてもおすすめです。私はその練習を通してスピーキング力だけでなく自分の意見と持っている知識と結びつける力がついたと思います。

留学中について

留学先で一番大変だったことは何ですか?

留学中について

一つは、最初のルームメイトとうまくいかなかったことです。ルームメイトとは掃除の頻度、生活リズムなど全てが合わず、一学期の途中に自分で見つけた新しいルームメイトに変えることになりました。

二つ目は、最初の学期に頻繁に体調を崩したことです。環境の変化とストレスもあり、11月ごろに高熱を出してしまいました。ルームメイトに移すわけにもいかないし、車がないので、一人で病院に行かなければならず、慣れないアメリカの病院でとても不安でした。

留学先で挑戦したこと・がんばったことを教えてください。

留学生だからといって遠慮せずになんでも挑戦することを心がけていました。一年生の二学期に学校のビジネスプランコンテストに挑戦し、ネイティブの学生がほとんどの中で2位になることができました。また、フェアトレードに興味があるので、今(一年生の夏休み)はボリビアで二ヶ月間ホームステイをしながらボランティアをしています。スペイン語でのコミュニケーションに苦労していますが、自分の夢への第一歩だと思って頑張っています。

留学をする前と現在では、自分の何が変わりましたか?

自分がやりたい事の視野が広がったと思います。留学前はビジネスにしか興味なく、どうしたら憧れの職業に就職できるかばかり考えていました。しかし、アメリカの友達との会話でフェミニズムに興味を持ち、学校のプログラムでスイスの国連機関を訪れた経験から、いつか自分のビジネスのスキルを使って、弱い立場にいる女性に経済的支援をする NGO や国際機関に携わりたいと思うようになりました。

今振り返ってみて、留学前にしておけばよかったと思うことはありますか?

準備の面では特にないです。高校卒業してから出発までの間、教習所に行ったり、一日中バイトをする日々でしたが、そんな中でも家族や友達との時間を大切にしていたので、それが良かったと思います。英語の勉強はどれだけやっても完璧にはならないし、現地に行ったら嫌でも英語漬けの日々になるので、日本にいる間は神社に行ってみたり、家族と出かけたり、親戚の家に挨拶に行くなど日本でしかできない&日本人としての知識を深められるような経験をすることがおすすめです。

留学で得たことは、今後の人生・キャリアにどのように生かせると思いますか?

いい意味で身の丈を考えずになんでも挑戦できるようになりました。英語が完璧じゃなくてもスペイン語を勉強してみたり、自分から周りに勉強会を提案してみたり、以前なら自分に自信がなくて気が引けていたようなこともできるようになりました。

留学をしてよかったと思いますか?

とても思います。こちらでできた友達は一生ものだし、将来の夢が少し現実的に見えてきました。

大学生活について

大学のサポート体制はどうでしたか?

とても良かったです。ちょうどコロナ禍が終わったタイミングで留学生も増え始めているので、頼めば実現しようとしてくれます。留学生同士もお互い励まし合っていて、学内の留学生でとても良いコミュニティーができていると思います。

寮生活で良かったことは何ですか?

一つ目はルームメイトと親友になれたことです。私のルームメイトもマリ出身の留学生なので、家族のように一日にあったことを寝る前に何時間も話したりします。一方でお互い勉強が大変な時は干渉せず、一日中話さない日もあります。その距離感を保てていることがとても良かったです。もう一つは、友達と会いたいときにすぐ会えることです。前学期は数学のクラスで一緒だった友達が隣の部屋に住んでいたので、テストの前にはその子の部屋で勉強会をしていました。
土曜日の夜はうるさかったり、共有スペースでのルールを守らない人がいたりと理想通りいかないこともありますが、総合的にはとても充実した寮生活を送っています。

寮生活で困ったことはありましたか?

一人目の地元出身のルームメイトと住んでいた時に、彼氏を無断で泊まらせたり、夜遅くに電気をつけたり、食べ残しがそのままだったりされたことがとてもストレスでした。最終的には部屋に帰るのが嫌になり、疲れていてもルームメイトが寝るまで図書館で時間を潰していました。新しいルームメイトの部屋に引っ越してからはお互いほどよくルールを守り、快適に過ごしています。私たちのように留学生同士で住むことに反対する人もいますが、アメリカとはまた違った文化を体験できるし、何よりお互いに支え合えるところがとても良いと思います。

休日は何をして過ごしていますか?

土曜日は友達と遊んだり、勉強会をしたり、夜はパーティーに行ったりしてのんびり過ごしています。日曜日は基本的に午前中ゆっくりして、午後は入っているダンスサークルの練習と、アカペラサークルの練習があるとうい感じです。特に前学期はアカペラとフリスビーサークルで郊外に行くことも多く、なかなか土日に勉強の時間を取れないこともありました。

大学で、勉強以外に取り組んでいることがあれば教えてください。

サークルに沢山入っています。定期的に練習があるのはダンス、アカペラ、フリスビーサークルで、フェミニズム、起業学、ビジネス、アジア文化のサークルもたまに集まりがあります。特にアカペラサークルは入るのにオーディションがあり、練習時間も週に5時間ほどと長いので真剣に取り組んでいます。

どのようにして友人ができましたか?

最初はがむしゃらに声をかけていましたが、最終的に気が合ったのは同じ学部の友達です。一年生の二学期に同じ学部の人しか取らない授業があり、試験が難しかったので、一緒に勉強するうちに仲良くなったという感じです。他にも、基本的に同じ授業をとっている人たちと仲良くなることが多いです。

周囲の学生にはどんな人がいましたか?

本当にさまざまですが、リベラルアーツの学校ということもあり、将来やりたいことがあまり決まってない友達が多いです。また、人種や政治観で友達のグループが分かれやすいと思います。

アメリカという国や、滞在されている州や都市について感じたことを教えてください。

日本好きな人が多いことに驚きました。日本からの留学生だと言うと会話が広がることが多いです。しかし、まだ人種問題が根強かったり、政治の話になるとみなとてもセンシティブだったりと、会話で気を使うことはあります。私が滞在している街はとても静かで治安も良いですが、都市から遠く公共交通機関も限られているので車がないとどこにも行けません。

夏休みなどの長期休暇期間は何をしましたか?

一年生の冬休みは友達の家2軒にホームステイをし、年越しは日本人の知り合いの家に泊めてもらいました。初めての長期休みはアメリカに残って友達の家に泊めてもらう人が多いと思いますが、一件に一ヶ月以上お世話になるのは気が引けると言う人はホームステイを何軒かに分けるのがおすすめです。

大学での勉強について

留学先の大学では何を専攻していますか?それは何故ですか?

国際ビジネスを専攻しています。また、副専攻でジェンダー学を取ろうと思っています。

今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?

Statistic and Probability という数学の授業がとても大変でした。高校でやった確率の問題とはまた違い、Excel で実際のスポーツなどのデータを扱うことが多かったです。月火水で朝8時からの授業だったので、体力的にもきつかったですが、一緒に授業をとっていた友達と仲良くなり、なんとか乗り越えました。三人で土日は7時間ぐらい宿題に時間を費やしたり、テストの近くは夜中まで勉強したりすることで絆も深まったので、最終的にはその授業をとって良かったと思っています。

お気に入りの授業があれば理由も含めて教えてください。

Intro to International Business という授業は、同じ学部の一年生が取るクラスだったので、少人数でとても仲良く授業を受けていました。授業内容も自分が学びたいことに直結していたので、モチベーションも高く授業を受けられました。試験前には友達と勉強会を開いていたのですが、教え合いが意見交換に変わることも多々あり、同じ学部の友達と仲良くなれるきっかけになったクラスです。

どんな教授がいましたか?

私の大学のビジネスの教授たちの中には、アメリカ出身でない人も多く、国際ビジネスを学ぶにはとてもいい環境だと思います。もちろん色々な教授がいますが、諦めない姿勢を見せれば助けてくれる教授ばかりです。

一日どのくらいの勉強時間を取っていますか?主にどこで勉強していますか?

時期によりますが、平均したら一日6時間くらいだと思います。授業が終わって夕方の3時くらいから図書館や自分の部屋で勉強を始め、途中サークルや夕食で抜けて、また勉強を再開して夜中までかかると言う感じです。課題が多くない時はあまり根を詰めすぎず、十分な睡眠をとるようにしていますが、やらなければいけないことを終わらせて気づいた時には夜の12 時を回っていることが多いです。

アメリカの大学で学んでみて、日本の教育と違う点は何だと思いますか?

アメリカの大学というよりもリベラルアーツならではだと思いますが、専門外の授業もどんどん取って、気に入った分野があれば専攻を変えたり、副専攻として追加したり、ダブルメジャーすることも可能なところです。生徒も、専門外の知識だからといっておざなりにせず、視野を広く持って勉強していると思います。

アメリカの大学授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いです。アドバイスがあれば教えてください。

教授に早めに助けを求めれば、完全に置いていかれることはまずありません。あとは、最初の一週間くらいは勇気を出して声をかけて友達を作ることがカギだと思います。個人的な意見ですが、頭の良さというよりは立ち回りの上手さで成績が決まると思います。

最後に

アメリカの大学に進学するかどうか悩んでいる方に向けて、アドバイスをお願いします。

留学アドバイス

私も高校生の時にアメリカ進学を決断するのに時間がかかったので、悩む気持ちはとてもわかります。日本の大学、アメリカの大学どっちにも良い点があって、アメリカの大学に行ったから無条件に成長できるわけではないし、日本の大学があっている人も沢山いると思います。私からアドバイスできることは、なんとなくで良いので大学卒業後の将来設計を立てて、それから逆算して考えることです。私は自分の将来設計を考えたときに、アメリカの大学に行った方が良いと思ったので、アメリカの大学に決めました。それが正解だったかどうかは目標を達成するまでわかりませんが、少なくとも今のところは正解だったんじゃないかと思います。どちらを選んでも後悔が全くないことはないと思いますが、悩んだ時は大変そうな道を選んでみるのも良いと思います。

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